APRSAF-21

開催結果

文部科学省(MEXT)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2014年12月2日(火)~5日(金)の間、東京にて「第21回アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF-21)」を開催しました。

主にアジア太平洋地域の33か国・地域、および12の国際機関から580名が出席し、”Leap to the Next Stage: Delivering Innovative Ideas and Solutions”をテーマとして実施された全体会合および4つの分科会において、各国の活動報告、意見交換のほか、具体的な協力実施に向けた議論が行われました。

今回の年次会合では、特に宇宙技術を地域の課題解決に役立てていくことに重点が置かれ、宇宙機関・現業機関・開発援助機関を交えた社会ニーズと宇宙利用をテーマとした特別セッションが開催されたほか、アジア・太平洋地域の宇宙関連機関のリーダによる共同宣言が発表されました。また、野口宇宙飛行士をモデレータとした国際宇宙ステーションを利用したアジア諸国の取組みを紹介した特別セッションも開催されました。

次回APRSAF-22は2015年12月1日(火)から4日(金)の間、インドネシアのバリにて開催される予定です。また、フィリピンがAPRSAF-23のホスト国となることを提案し、承認されました。

全体会合


  • 開会挨拶 田中 敏 文部科学省、研究開発局長

  • 開会の辞 宇都 隆史 外務大臣政務官

  • 開会の辞 土屋 定之 文部科学審議官

  • 開会の辞 中村 雅人 内閣府宇宙戦略室 審議官


アジアの宇宙関連機関リーダ会議セッション


  • 全体会合の様子

  • 総合議長:
    磯谷 桂介 文部科学省 大臣官房 審議官(右)、
    堀川 康 国連COPUOS前委員長、JAXA技術参与

ワーキンググループセッション


  • 宇宙利用分科会

  • 宇宙技術分科会

  • 宇宙環境利用分科会

  • 宇宙教育分科会

ウェルカムレセプション

MEXT/JAXA共催によるレセプションには、APRSAF-21の参加者に加え、後援省庁や在京大使館関係者など約300人が参加しました。レセプションでは、日本文化の紹介として和太鼓演奏が披露されたほか、ALOSやGOSAT等の衛星画像を空中の高解像度地球型ディスプレイ「Geo-Cosmos」に映し出すプログラムを本レセプションのために特別製作し、実演されました。

APRSAF-21の後援機関:
内閣府宇宙戦略室、外務省、総務省、経済産業省、国土交通省、環境省、気象庁、独立行政法人国際協力機構、日本科学未来館
協賛:日本電気株式会社、三菱電機株式会社

プレゼン資料やその他の写真等APRSAF-21開催結果の詳細は以下のページをご覧ください。(英語) http://www.aprsaf.org/annual_meetings/aprsaf21/meeting_details.php