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イニチアチブ

Climate R3 [終了]~気候変動に関する衛星データの有効な利用を推進~

目的

Climate R3(Regional Readiness Review for Kay Climate Missions)は、アジア太平洋地域における衛星データ利用ニーズを把握するための気候変動イニシアチブです。APRSAFの参加国・機関が気候関連衛星により提供されるデータや情報を、有効に利用可能であるかを見極めるとともに、その利益に対する認識や関心を高めることにより、同地域における気候分野に対する衛星データの利用を促進することを目的としています。

Climate R3

活動

  • アジア太平洋地域における、衛星データの供給者と利用者とのつながりを強化し、同地域における気候関連政策決定のツールとしての衛星データの利用を促進。
  • APRSAFが衛星データの利用調整フォーラムとして、どのような形でアジア太平洋地域の活動をサポート可能かを実証することを目指し、あわせて同地域の持つ共通の課題をGEO等の世界規模の活動に関連付けて、同地域が受ける利益を最適化することを目指した活動を実施。

活動結果

  • 2010年11月、メルボルンで開催されたAPRSAF-17にてオーストラリアより提案。
  • 2011年7月、シドニーにてClimate R3 のパイロットワークショップ(第1回 Climate R3 ワークショップ)を開催。
  • 2011年12月、シンガポールで開催されたAPRSAF-18にて、APRSAFのイニシアチブとして「Climare R3」の立上げに合意。
  • 2012年5月、パースにてSAFE(P9参照)ワークショップと合同で第2回ワークショップを開催。

    • アジア太平洋地域における衛星データの取得および配布に関する協調の改善に向けた議論を実施。
    • 地球観測に関する政府間会合(GEO)において、グローバルな気候変動関連の重要な活動である「全地球森林観測イニシアチブ(GFOI)」「世界農業地理モニタリングイニシアチブ(GEOGLAM)」へのアジア太平洋地域からの貢献として、APRSAFをデータ配布の調整の場とする可能性を認識。
  • 2013年6月、名古屋にてSAFEと合同で第3回ワークショップを開催。
  • 2014年1月、地球観測データ要求とその優先度について調べるCEOD-AP(Continuity of Earth Observation Data for Asia-Pacific)調査の実施。
  • 2014年12月、東京で開催されたAPRSAF-21において、3年間の様々な成果をもって活動を終了することに合意。Climate R3の成果を最大限に活用し、アジア太平洋地域に最も貢献する新しいイニシアチブの立上げに向けた活動を開始。

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